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2009.03.20 (Fri)

梅の花散り

 連城三紀彦の『戻り川心中』という作品に出合った。最近は、手に取って購入する本に当たりがなくて飽き飽きしていたので、久し振りに巡り会った良作にほっと安堵している。「花」をテーマに散りゆく人の命を取り扱った作品で、サスペンスの形態をとりながらも描いているのは人物の機微。暗く儚く美しい情景を、「花」に託して描ききっている。
 花の色はうつりにけりな、と詠ったのは小野小町。咲けば散る宿命にある花だとわかっていても、ぐずぐずしているうちに時期を逃してしまいがちで、はっと気付くと梅の時期が通り過ぎていた。今年は家の梅が花芽をつけず、外で鑑賞しようと思いながら週末の天気に恵まれず、世間はすでに「桜の開花は今日か、明日か」の騒ぎよう。もちろん桜の花も美しいが、私の場合は春を最初に感じる瞬間が梅なので、そこを逃したのが惜しいという気持ち。
 一度逃すと次の機会が一年後。一年はあっという間に過ぎる部分もある反面で、花を待つ一年はとても長い。ひとつの機会に巡り会ったら、それを見逃してはいけないのだと思う。会社の役員が、「旅に出たらその旅先の観光地は全部回ってから帰るのだ」と言っていたことがある。「いつでも行ける」「いつでも出来る」と思って先延ばしにするのではなく、「今できるなら今やる」ことが肝心だと言いたかったらしい。私は、旅をするなら一つ処にとどまってじっくり、のんびり、ほかの場所はまた今度、というスタイルが好みだけど、日常そのものは「後で」という姿勢でいる分だけ失う機会が増える。とはいえ、掴むべきチャンスを掴むタイミングを見極めるのはとても難しい。
 さて、梅の花が散ったとはいえ、春の花はまだまだこれから。今、家の庭は沈丁花の香りに包まれている。桜が咲けば千鳥ヶ淵に行こうと思う。それに何より、今年はチューリップを鑑賞しに行きたい気分。駅のホームに鉢植えにされたチューリップが置かれているのだが、これが今にも咲き出しそうな気配。早く咲かないかな。咲いたら印旛沼に行きたいものだ。
 春の心は浮かれ模様。こうやって色々と計画できることが、春の醍醐味なのかも。
EDIT  |  11:38  |  TB(0)  |  CM(3)  |  Top↑

Comment

こんにちは

私も“梅”大好きです♪
お写真綺麗ですね。 今年は紅梅を見る機会に恵まれませんでした。
鹿児島梅(紅梅)が大好きです。いつかお家に連れてきたいと思ってるんですよ。

…ところで、グリムスちゃん危機ですねi-202
お忙しそうですが更新頑張ってください(ー人ー)…v-354
(∂∇∂) |  2009.03.20(Fri) 14:36 |  URL |  【コメント編集】

コメントThanks(o^∀^o)
そうだねー、札幌も梅の花が先に咲く・・・その後に
桜の花だねー、札幌ではチューリップは庭に植えてあるものの
夏場近くにならないと

咲き出さないもの・・・。
花には見とれていまうのだが、梅の花がなった後、
梅の実を「梅干し」にするのが好き(*^ω^*)
亀さん |  2009.03.22(Sun) 19:02 |  URL |  【コメント編集】

梅酒は好きなんだが。。。。。
さらにいうと花見酒はすきなのだが・・・・・
そんな程度のzeroでした
風情のない人間で・・・・・
zerobase |  2009.03.23(Mon) 17:14 |  URL |  【コメント編集】

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