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2011.03.27 (Sun)

ゼロの焦点

 松本清張の作品はひとつも読んだことはありませんが、映像化された作品をいくつか見て好きだな、と感じてはいます。
 広末涼子主演の映画『ゼロの焦点』を観ました。面白かったです。内容も作品が纏っている昭和の雰囲気も良かった。
 内容は、見合い結婚してすぐに金沢で失踪した夫・鵜原憲一を探しにきた禎子の周辺で、義兄や夫の同僚が次々と殺されていく。夫はどこに行ってしまい、そして何者だったのか。夫の過去を何一つ知らない禎子が、彼の生き様を探し求めるミステリーというところでしょうか。
 夫のことを何一つ知らないことに煩悶し、次々と明らかになる夫の秘密に動揺する禎子を広末涼子が静かに演じています。広末涼子が良い演技をしたというよりは、良く撮ったなという感じです。
 それよりも、室田佐知子役をした中谷美紀の迫真の演技が凄まじいです。『嫌われ松子の一生』を映画館で見てからというもの妙に気になる女優なのですが、田沼久子を追い込んで死なせてから彼女が鵜原憲一の子供を身籠っていたと知ったときの狂気は、ただ一言、ぞっとしました。最後に禎子にパンパン時代の名前を呼ばれて壊れていくところとかも、凄かった。崩壊していくのがわかった。
 細かいところを言えば、
CGが所々安っぽい。佐知子が、憲一を殺してまでパンパン時代のことを知られたくないとまで考えたなら、そういうシーンがあってもいいなと思いましたし、愛した憲一に裏切られたと思って殺したならそういうシーンがあってもいいのではないかなと思います。その辺りの動機がやけに薄いか。室田儀作が妻・佐知子の罪を被って死んだ時も、「ん? そこまで愛してたの?」とか思ってしまいました。
 それになにより、『ゼロの焦点』というタイトルに何か深い意味がありそうなのに、全然わからなかった! ……これは私の理解不足か。
 とはいえ、全体的に良い作品でした。
 おススメです。
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