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2011.03.05 (Sat)

闇夜に明かりよ逃げてゆけ

 だらしのない家なので、床に色々なものが落ちています。
 テレビのリモコンなども、むしろ床が置き場所なのではないかと思うくらい床の上に放置。そして、時々犬が踏んでチャンネルを変えてしまったりすることもあります。今回踏んづけてしまったのは何を隠そう私なわけですが、突然千葉テレビになったその瞬間、「おや、このメロディは聞き覚えがあるぞ、何だったかな?」と、流れてきた歌声に耳を傾けながら一生懸命記憶の引き出しを引っかき回しておりました。
 聞き覚えはあるのですが、すぐにぴんと来なかったのもそのはずです。
 流れていた歌声は英語、私の記憶の中の歌は日本語で、題名自体、そもそも知らない曲だったのですから。
 それは「神のみもとに」という合唱曲で、中学校の合唱祭でどこかのクラスが歌っていた、まさにその曲でした。静かに、しかし力強く「闇夜に明かりよ逃げてゆけ」と歌い始めるその曲は、「Oh mother」やそれと同じ旋律の(くだり)で一気に極点に達し、聞き入るものを惹きつける異様な熱気があります。だからこそ、合唱祭に不真面目に参加していた私でさえ、この記憶の片隅に残しておいたのだと思います。
 勝手にシューベルトの「魔王」と同じカテゴリに分類していましたが、黒人霊歌だったのですね。「マイケル」と同じジャンルかぁ……。
 音楽に造詣の浅い私ですので偉そうなことは言えませんけど、黒人霊歌というのは、悲しく、明るく、力強く、心の底で人を勇気づけるものなのかもしれません。
 それにしても、久しぶりにそんなことを思い出したので、連鎖反応で合唱祭で歌った曲がいくつか思い出されてきました。
 たとえば、「航海」。邪馬台国から魏に渡った使者が、日本へ帰る様を歌った曲で、ちょうど魏志倭人伝の件も習っていたし、「倭国乱る」というキャッチコピーで邪馬台国をテーマにした特設展が博物館でやっていた頃でもあったので、この曲の歌詞を覚えるのもそれほど苦労ではなかったという感じ。それから「春に」。これは谷川俊太郎作詞、木下牧子作曲で、気持ちのいい爽やかな曲でした。どちらも三年生の時のクラス曲として練習した曲で、最初は「航海」を練習していたのに、合唱祭も直前で「春に」に変わったものだから、当時ピアノ伴奏を押し付けられていた私がくさりながら曲を練習しなおしたという思い出深いエピソードがあります。
 もっとも、そんなこと、本当はすっかり忘れていたのですが。
 思い出って、思い出すきっかけがなくなると、本当に思い出さなくなってしまうものなのですね。寂しいものです。
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