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2008.11.02 (Sun)

もう季節は過ぎてしまったかな?

 自宅の庭も、春先、そして秋の気配が深まりつつある頃にバラの花が咲く。咲いているバラの種類はわからないが、桃色の可憐な花は、特に花の少ない秋口には殺風景な庭に彩を添える大切な存在。

 これの下書きを書いていた頃はまだ花の時期だったのが、怠けて更新せずにいるうちに季節が過ぎ去ってしまった様子。
 昨年の10月、谷津バラ園に行ってきた。バラが趣味というわけではなく、ともすると家に引きこもりがちの性格改善に、とりあえす外を歩くことを始めようと決意したからだ。ちょうど庭先のバラが満開を迎えていたので、まずは近場のバラ園に。
 谷津駅から谷津干潟を目指して行く先に、そのバラ園はある。
 もともと谷津遊園内の施設として開園したもので、谷津遊園の閉園に伴って一度は閉園されたものを復活させたということらしい。近くに「京成バラ園」という巨大なバラ園があることもあって目立たないバラ園なのだが、園内は整然と整備されているし、広さも花をじっくりと見て歩くには丁度いい。どちらかというと、私は谷津のバラ園の方が好きだ。
 「気高く咲いて、美しく散る」と、アニメソングにも歌われているバラの花は、実際には茶色く変色して散るもので、美しく散る様はソメイヨシノに及ばない。ただし、触れられて花びらをはらはらと落とす美しさは、華麗な容姿に似合わずドキッとする繊細さだ。
 せっかくだからと写真を撮った。
 二代目のIXY DIGITAL L4で頑張る私の横で、周囲が皆一眼レフ。
 こういう光景を見ると、一眼レフカメラが欲しくなる。
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2008.11.03 (Mon)

体調のことなど・・・

 親が突然体調を崩したことがあり、その症状は風邪そのものだったので、最初の病院では風邪薬が処方された。けれども、何週間経っても治らない。熱はひいていたが、声が嗄れたまま。何か悪い病気なのでは、と不安になって病院を変えたものの、原因不明。最後に、胃が悪いと喉に来ることがあると言われて処方された胃薬で見事に完治した。
 ああ、そういうこともあるのだねぇ。
 と、何事もなかったからよかったものの、これが大事な病だったらえらいことだ。病気の特定は難しい。医者でさえすぐに特定できないのだから、私たちのような素人は「ただの風邪だよ」、なんて安易な自己診断はしない方がいいに決まっている。
 季節はまだ「晩秋」なのだが、寒い。寒さに耐性のない私は、すでに真冬の格好で通勤している。こんな調子で冬が来たら私は生きていけるのだろうか、と毎年思いつつもなんとかなるのは、真冬は暖房が付くからだと思う。今の季節は暖房を入れるには暖かいので中途半端でいけない。けれども確実に体が冷えている。湯上がりに暖まっていないなと感じた翌日や、目覚めたときに体の温もりが抜け落ちしていると感じた日は、決まって鼻が泣き言を言う。今年は特にひどくて、疲れのたまる週末は抗ヒスタミンの世話になりっぱなしだった。今更になって花粉症だったのかもと思い始めているが、週の始まりは元気だしなぁ。……なんだろう?
 弱っているのかな、という自己判断は危険……かな。
 とりあえず予兆はあるのだから、予兆のうちに対策がとれたら便利なのに。
 それとは別に、この頃腰痛、肩こりがひどい。去年まではこんなものに悩まされることはなかったのだが、今年はきた。若いつもりでいたのだが、寄る年波には勝てないらしい。近場に「ヒーリングヴィラ印西」があるので、暇さえ見つけては岩盤浴に通っている。加えて今日、首用の「ゆたぽん」を買ってしまった。これは気持ちいい!
 やみつきになりそう。
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2008.11.08 (Sat)

きんたろう

 新宿に、「ローズ・ド・サハラ」という名のエスニック料理店があって、これが私のお気に入りだったのだが、どうやら閉店したらしいという噂を聞く。恐くてまだ確かめていない。
 小さい頃は、隣の駅にある「金太楼鮨」という名の寿司屋によく行ったものだが、ずいぶん昔にこちらも惜しまれつつ閉店してしまった。お気に入りの店がなくなるというのは、お気に入りの本が絶版になってしまうのと同じくらいショックだ。
 数年前に父親が、「金太楼鮨」で働いていた職人が個人で店を持ったらしいという噂を聞きつけてきて、どうしても行きたいと騒いだことがあった。
 「金太楼鮨」があった場所から通り一本隔てた路地にひっそりと、その店はある。
 けれども、肝心の店は開いている様子がまるでない。その後数度にわたって近くを通ってみたのだが、やはり開いていない。そうこうしているうちに月日が流れ、再び父親が、あの職人は脳梗塞で倒れたらしいという噂を聞きつけてきたときには、私は社会人になって家を出ていたし、家族が揃うということもほとんどなくなっていた。
 それから三年。
 私が勤め先を変えて実家に戻った頃、ようやく店の看板に明かりが灯った。
 「金太楼鮨」に通っていた当時は、私はまだ幼稚園から小学生の間くらいだったろう。この頃から私は刺身が好きで、将来酒飲みになるだろうと周囲から囁かれていたものだが、その予言が当たったか外れたかはともかくとして、「金太楼鮨」でも一人前に寿司を頬張っていたようだ。けれども、私自身の記憶はない。ただ覚えているのは、そこで出される茶碗蒸しが大好きだったのと、デザートで出てくるアイスクリームが楽しみだったこと、そして、両親が出汁が違うと褒めた海老の味噌汁がクサくて苦手だったことだ、魚は生でも食べられた割に。
 今でも味噌汁の出汁は「鰹節」であってほしいと思っている。それはともかく、私にとって「金太楼」の思い出は、決まって茶碗蒸しとアイスクリーム、味噌汁なのだ。一度だけ親戚一同そろって新年会をしたことがある。けれども、何を食べたのか、覚えがない。それが「金太楼鮨」で食べた最後の食事だったにもかかわらず。
 ちなみに「金太楼鮨」は割と規模の大きい会社で、松戸にも店舗があったりするのだが、やっぱり近くにあってくれないと足は運びづらい。

 さて、例の店の主人が脳梗塞で倒れたらしいという噂は本当だった。それ以来、店の切り盛りはリハビリも兼ねているらしい。
 店を訪ねたのは9時近かったが、すでにいた客は帰るところ。カウンターのネタもほとんどない。それでもありがたいことに私たちのことは覚えてくれていて、しきりに懐かしがって、天ぷらとちらし寿司を提供してもらった。ネタは週に一度築地で仕入れているということだ。冷凍して保存されているから活きのいいネタが提供されるわけではないが、目利きとして腕がいいのか、普通に美味しかった。
 できればあの茶碗蒸しが食べたかったな、なんて言うのは贅沢だ。
EDIT  |  16:35  |  TB(0)  |  CM(7)  |  Top↑

2008.11.24 (Mon)

天才は大変そう

 望月諒子の『神の手』を読んで真っ先に思い浮かんだのは芥川龍之介の『地獄変』だった。これは「地獄絵図を所望された絵描きが、愛娘の焼き殺される様を見て絵を完成させた」話で、職人として仕事を完成させた絵描きは、父親として娘を死なせた重圧に押しつぶされて命を絶ってしまうというものだ。
 時には「なんでかなー?」と思うほどに、その道を極めようとする達人たちは身を削り命を削って果てていくものとして描かれるが、芥川龍之介自身がその路線上を生きた人間でもあるし、その生き様は決して架空のものではないだろう。が、「職業作家」という言葉さえあるこの時代に、こういう生き方は流行らないスタイルであるような気もする。
 なんとなく。
 『神の手』は、そういう今時ではないものを素材に組み立てられた現代風のサスペンス小説なので、タイトルや背表紙等によくある作品紹介に尻込みせず手にとってもらいたい一冊だ。内容は、三年前に突然失踪した小説家の卵と、同じく三年前に誘拐されたまま戻らない少年の行方を追跡する話。そして真実は、書くことに全力を傾けた小説家が、書くために少年を殺害したという内容。小説家は最期に「自殺」を題材とした作品を遺し、人の手を借りて崖の上から身を投げる。現実と架空の境にあるふわふわとしたものを摘み取って作品を作り続けてきた小説家は、自分自身の崩壊する足音を聞きながら、現実に生きる登場人物たちを架空の物語の中に絡めとって翻弄する魔性の存在として描かれている。
 何にせよ天才というのは、私のような平凡な人間では計り知れない苦悩を抱えて生きているのだろう。天才でなくて良かったと思う反面で、世の中に大して何事も淡泊で、なあなあに生きてきた中途半端な自分の人生を反省するこの頃であったりする。
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2008.11.30 (Sun)

幸せのちから(THE PURSUIT OF HAPPYNESS)

 貧乏のどん底から天賦の才能と努力によって這い上がり会社を興した、というだけのストーリーなら単なるアメリカン・ドリームを描いただけの映画に終わったことだろう。けれども、この映画はすごい。それは、あくまでも父と子の絆を描いたヒューマン・ドラマだからだ。もちろん、すごいのはそれだけではない。とにかく息子役のジェイデン・クリストファー・サイア・スミス(Jaden Christopher Syre Smith)がすごい! 可愛い!! そして、巧い!!!
 特に人形を水に落とすシーン。あの表情は……何も言えねぇ……(北島風)。
 ウィル・スミス(Will Smith)の実の息子だと言うことを映画を見終わった後に知ったのだが、そんな色眼鏡で見なくても彼の演技は光っている。等身大の子供の役を、飾らずに自然体で演じきっていた。きっと、この映画はウィル・スミスだけでは成功しなかったのだろうと思う。それくらい、ウィル・スミス・ジュニアの演技は素晴らしかった。
 作品の中身は、先に触れたように父と子の絆を描いたヒューマン・ドラマだ。家も妻も職も失った。手元に残ったのはたったひとりの息子。この子を守らなければいけない……。
 ホームレスを続けながらもつかみ取った栄光。その道のりにある涙ぐましいまでの努力。不安という重圧に父は幾度となく負けそうになったことだろう。
 けれども、どんな状況でも諦めてはいけない。神様はきっと見ていてくださるから。そして思いがけない形で救ってくださるものだから。そういうメッセージのこもった映画だ。
 もうすぐクリスマス。その前に是非観て、心洗っておきたい作品。
EDIT  |  21:55  |  TB(0)  |  CM(1)  |  Top↑
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