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2008.10.05 (Sun)

葡萄酒

 昔からの悪い癖だが、私は俳優の名前を覚えない。覚えてもすぐに忘れてしまう。その割には役の上での名前は覚えるので、同じ俳優が違うドラマや映画に出ていても、常に最初に見た作品の役でその人を呼んでしまう。この間なんかも、キーラ・ナイトレイ(Keira Knightley)が「4ではもう海賊やらない」といったニュースのヘッドラインだけを読んでそれが誰だか分からず、写真を見てあぁ!と、納得したり。(彼女は『スター・ウォーズ エピソード1』でパドメの影武者を演じていた印象が強い。……そうか、次回の『パイレーツ』には出演しないのかぁ……)
 俳優の名前を覚えないだけでなく。
 監督の名前はますます覚えない。
 一年くらい前だったと思うが、友人と『プロヴァンスの贈り物(A GOOD YEAR)』という映画を観に恵比寿ガーデンプライスに集合した折のこと。映画館前の掲示板に「あのリドリー・スコット(Sir Ridley Scott)が恋愛映画を!」という雑誌の切り抜きが貼られていたのだが、私は、うーん、リドリー・スコットって、誰だぁ~? といった体たらく。そもそもこれから観ようとしている映画だということさえ最初は気がつかず。
 公開初日だったせいなのか、注目度の高い映画だったせいなのか、結局その日は劇場に足を運んだとき既にチケットは売り切れていて、残念ながら観ることはできなかった。家に戻りリドリー・スコットでWeb検索をかけてみたところ、自分自身が観たことのある作品が出てくる、出てくる。

『キングダム・オブ・ヘブン(KINGDOM OF HEAVEN)』 
『マッチスティック・メン(MATCHSTICK MEN)』 
『ハンニバル (HANNIBAL)』 
『ブラックホーク・ダウン(BLACK HAWK DOWN)』 
『グラディエーター(GLADIATOR)』 
『G.I.ジェーン(G.I. JANE)』
『エイリアン(ALIEN)』

 どれも秀逸な作品ばかりだが、確かに『プロヴァンスの贈り物』はこれらとはジャンルが違う。畑違いの作品を手掛けて大丈夫なものかねぇ、などと思いつつ放置すること一年。ようやくDVDをレンタルした。
 いやいや、もっと早く観ておくべきだった!
 物語は、ロンドン金融街で働く敏腕トレーダー、マックス・スキナーが、南仏プロヴァンスの広大な葡萄畑と邸宅を相続するところから始まる。内容はいたって単純だ。明るい光の降り注ぐ南仏の牧歌的な風景の中、のどかに暮らす人々と最高のワイン。忙しない都会の日常を離れた夢のような時間。そう、日常を捨ててこんな優雅な場所で暮らしたい、と私たちが普段思っている光景がそのまま、この映画の中には表現されている。
 ただ映像が綺麗なだけなら単調な作品で終わってしまったことだろうが、スキナー役のラッセル・クロウ(Russel Crowe)が大まじめにコミカルな役柄を演じきっているところが絶妙なアクセント。なるほど、『マッチスティック・メン』の監督なだけあって、面白い素敵な作品に仕上がっている。

 恵比寿ガーデンプライスに行ったのは、後にも先にもあの時一度きりなのだが、なんとも洒落た空間だと思う。ランチをして、それからお茶をして、「こんなことが毎日できたら優雅だねぇ!」なーんて言いながら帰途についた。
 もしも映画も観ていたらきっと、その場でワインを飲みにどこかのお店に入っていたに違いない。何よりも、ワインが飲みたくなる映画なのだ。
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