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2007.09.01 (Sat)

ニワトリはいつもハダシ

作:火浦功

 ニワトリがいつも靴を履いていたら、それはそれでどうしようかと思う……。
 タイトルに惹かれて購入。

<内容>
 超がつくほど遅筆の作家・壬生マコトは、本日も原稿書かずにファミコンで遊んでいます。それを見た逆上編集者・沖田祐二は、マコトをホテルに缶詰にしちゃいました。
 どっこい、ホテルで仕事をするほど壬生マコトはまっとうではない。
 脱出! 窓辺に立てば、こぶこぶのロープが垂れてくる。ところが、身をのりだしたマコトの顔を踏みつけるヤツがいた。窓からの侵入者! なりは黒ずくめ。そいでもって、金ぴかのリボルバー。そして、なっ、なんと肩にはニワトリが──。

カバーより引用


 新撰組に懐かしめる登場人物がいるかと思えば、けったいな名探偵アリ、ヘンチクリンな白人の暗殺者アリ、中国の闇のどんアリ。なんでもアリのドタバタ小説。
 知世という名のニワトリが、とにかく強い!
 誘拐されてもマイペースで卵を産む。マコトに毛をむしり取られて激怒、殺すまで(!)追いかける。その執念たるや…女って恐いのよ…というところ?
 小説のまま放置するよりは、実写なり、アニメなりで動画になったら楽しいかも。けど、ちっとドタバタ過ぎてついて行けず。
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2007.09.08 (Sat)

トランスフォーマー TRANSFORMER

 一時は忘れてしまおうと思ったりと色々あった人だけれども、「好き」って気持ちは誤魔化しようがないな。心の底から大好きな人。次の“恋”をするまで、私はきっとその人のことが「好き」なままいるのだろうと思う。

 突然のメールをもらったのは、退職してから一週間くらい経ってからのこと。
 その前から、「お別れ会をしよう」と日にちだけは決めていたものの、期待するだけ虚しいので話半分に受け流す。案の定、それからずっと連絡なし。こちらから連絡するのも変だし。
 同じ職場で働いていた人だから、忙しいのはよく知っている。
 一週間が何事もなく過ぎて、話半分に流しておいて正解だったと思い始めたころ、そのメールが届いた。気紛れやさんのメールらしく、指定日は「今日」。予定日より二日も早い平日。しかし、平日は平日。会社員のその人が、「今日」を一緒に過ごせるとも思えないし、振替休日でも取得したのだろうかなと思ってから、夏休みかと思い返した。
 特に決まった予定は入れていなかったけれど、多分、決まった予定があっても都合をつけたかもしれない。そのまま電車に乗っていた。
 会った開口一番は、「ビアガーデン、ほとんど夕方からだったよ……」だって。何を言い出すかと思えば、お酒の話。そういえば、梅雨入り前にも「ビアガーデンに行こう」という空約束をしたような気がするけど、そんな昔の約束を今更……と思うと、少し笑える。
 ビアガーデンがなくても、それでもビールを飲もうとするところも、らしくて笑える。
 素敵なテラス席のレストラン。二人して注文したのはハートラント。考えてみれば、アルコールが原因で近付いてお酒を一緒に飲むことで繋いでいた関係だから、会えばアルコールでしか会話できないのも無理はなく。
 けれども、八月もお盆を過ぎた真夏の真っ昼間。体内にアルコールを取り入れれば余計に渇くし暑苦しくなるのは自明のことで、途中から「プール行こう」だの「海に行こう」だのと言い出す。
 絶対に行かない。
 けど、暑い!
 室内に入りたい、ということで、映画館に駆け込んだ。

 もともとノープラン。何か観たい映画があるわけでもなかった。たまたま、一番早く上映が始まる『トランスフォーマー』を観ることになったわけだけど、観る前から、外している予感。
 内容は案の定。
 アメリカ人が好きそうな軍隊と、「これが日本のオタク文化でござい!」と言わんばかりの変身ロボット。車が巨大な戦闘ロボットに変身するなんていかにも日本モノらしいと思っていたら、原点はやっぱり日本だったと後になって知った。んー、やっぱりこれは日本文化なのかー。
 中身や構成を楽しもうとすると10点の出来。あまりにもお粗末。
 ユーモアを楽しもうとすると、50点。こちらはまあまあ。
 子供向けということもあるが、人がやたらと死なないことが救い。小さい子やロボット好きには楽しいかもしれないが、夢も希望もないロボットに興味もない私らのような人間の感想は、隣に座っていた人が途中でお手洗いに行ってしまったことで充分語り尽くせているように思う。

 映画館を出れば日差しが幾分和らいでいた。ビアガーデンがようやく開いたので、そのままプレミアムモルツで再度乾杯。彼にしては飲み過ぎだ。
 帰りは途中まで一緒だったのだが、電車に座るなり、爆睡。会話なし?
 夏休みを取得して、前日まで海に行ったり、ディズニーランドに行ったりしていたらしい。一体誰と言ったのさ、は訊けずじまい。訊いてどうするんだい、と自問自答。もう二度と会わないんだから、いいじゃないの、なんて思い返したり。隣でぐっすりと寝ている横顔を見ながら、そんなことを煩悶。
 そういえば、で後から思ったんだよね。
 乗り換えの駅に着いたとき、叩き起こして先に歩き出したら後から手を握られて、あれれって思ったこと。
 初めてだ。
 考えてみれば、手をつないだり、腕を組んだりするよりも早く、もっと先を突っ走ったのだっけ。思わず握り返してしまった。

 映画『トランスフォーマー』に登場するバンブルビーは、主人公サムを護衛するロボット。サムと共にいることを選択した彼は、サムの愛車としてサムと恋人を見守り続ける。
 一番でなくてもいい。
 私も大切なものにトランスフォームして、ずっとそばにいたかった……かも?
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2007.09.15 (Sat)

美しさは誰の目にも

 色々な場所を旅して歩きたいという願望はある。むしろ、そんな欲望の固まり。けれども実体は金もない、計画を立てるのも面倒。つまり、極度な出不精。
 一旦始まれば止まることなく突進するのだけどね、そこに至る過程がとりあえず長い。そんな私、旅に憧れつつ夢は妄想の中でのみ暴れ回る……。
 東北行きが決定したのも、ブログ(旧)で話が盛り上がったからだったりして!
 それでもいい。行ってきた。
 初めての青森! 初めての東北新幹線!!
 それまで東京発の「のぞみ」しか乗ったことがなかった私には、上野発の「はやて」は新鮮。上野から新幹線に乗ったのは初めて! 盛岡で「こまち」と分離するというのも、新鮮な驚き。分離する新幹線なんて、初めて!!
 青森路は初めて尽くしの旅でもあった。

 東北新幹線「はやて」は八戸で終着となる。そこから弘前に向かうには、一度青森まで出てから南下するような形になるらしい。八戸から弘前へは直通の特急「つがる」があるのだけど、時間の関係で今回は青森までスーパー特急「白鳥」に乗り、青森からは奥羽本線の鈍行に乗ってみた。
 この鈍行、思っていた以上に利用者が多くてずっと満員。とはいっても一両編成!
 ただし非常に長さのある一両編成。
 都内の列車二両分はあるのではないかしらん? それでも一応「電車」だった。
 この奥羽本線の道中は、是非にも進行方向右側に注目したい。すぐにそれとわかる特徴的な山が近付いてくる。
 すらりと伸びたしなやかな稜線。
 山頂の形は他に類するもののない形。
 なんとも美しい山。しかも、周囲に余計な山はない。その山ただひとつ、毅然と立っている様子。その凛とした立ち姿に見とれ、ついで出てきた疑問。
「あれは、なんて山だろう?」
 急いで地図を広げたけど、山が色々とありすぎて、どれだかわからない。
 岩木山。
 ようやくその名前に辿り着く。標高1,625メートル。津軽富士とも呼ばれる名峰だった。惚れ惚れする。
 後日奥入瀬渓流を散策した際にも、大変美しい流れを見つけては立ち止まった。よくよく見てみれば「白銀の流れ」「阿修羅の流れ」など、美しいと思った場所にはそれぞれ名前が付いていた。
 美しいものは、誰の目にも美しいのだろうね。
 岩木山は、弘前市のどこからでも見ることができた。特にお薦めなのが弘前公園からの眺め。高台に位置する城址公園からは岩木山の全貌が堪能できる。これほど美しい眺めを独り占めしてきたとは、昔のお殿様はなんとも贅沢なもの。

テーマ : 東北旅行 - ジャンル : 旅行

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2007.09.22 (Sat)

東船橋に銘菓あり

 母校の近くにある洋菓子屋、シュガーシャック。1年程前から、ここのロールケーキにはまっている。四の五の言う必要もなく、美味しい。
 クリームも美味しい。ふんわりしたクリームは、まるで雲を食べているような軽さ。
 クリームを包み込んでいるスポンジも美味しい。ふんわりしていて、しっとりと重みがある。
 一見矛盾する「ふんわり」と「しっとり」、という表現がこれほどまでにしっくりくるのも珍しい。けれども、このロールケーキのスポンジは、本当にふんわりと軽くて、しっとりとした重みがある。
 ロールケーキがここまで美味しいと思ったのは初めて。ヤ●ザキのロールケーキは論外。●ーハイムのロールケーキもこれには勝てなかった。ダントツ一番!
 ただし、夏場には少々不向き。
 涼しくなる今からの季節に丁度いい。東船橋に立ち寄った際には、是非にも購入したい逸品。お試しあれ!
EDIT  |  23:25  |  TB(0)  |  CM(5)  |  Top↑

2007.09.23 (Sun)

寿命が縮む

 計画性のなさと部下の進言に耳を貸すだけの力量のなさで、悲しくも部下であるこの身、「徹夜」の憂き目にさらされる。新システムの移行期間(※旧システムから新システムへ、システムを切り替える為の期間)の初日。9時出社21時退社のシフトになっていたはだったのに、気が付いたら翌日の10時になっていた。このやろー!と思いつつ逃げるように退散したのが、一番最後の徹夜。
 考えてみれば、私は計画的に徹夜勤務をしたことがあまりない。あまりというと頻度があるようだが、実のところたった1回。思い起こせば、それも一つのシステムがリリースした日のこと、初めての徹夜だった。新しいシステムが動き出す瞬間というのは賑やかなものだ。
 その予定通りの徹夜を除けば、いつでも「結果的に徹夜になっていた」。……もっとも、そんなことは当たり前、がこの世界。
 初めて徹夜勤務をした時の気分は今更ながらも思い出すと苦しい。4時くらいまでは元気なのだが、その辺りから眠気が麻痺する、胃が動き出して食物を求める、妙な吐き気と渇きと目眩が襲う。もう二度と徹夜なんてやりたくない!と心底思った。もっとも、この苦しみを耐え抜いて以後の徹夜というのは何ら苦しくもなかったのだが、これは結果論。慣れたとは死んでも思いたくない。
 ところで、徹夜をすると寿命が縮むらしい。
 そんなことをまことしやかに言ったのは、私より早く徹夜デビューを果たした同期。
「徹夜すると寿命が3日縮むんだよ」
 とのこと。
 その言葉に従えば、この仕事で私は1ヶ月程寿命を縮めた計算になる。
 さては萱野(かやの)茶屋をご存じだろうか。八甲田のどこぞにある小さな休憩所であるが、そこでは無料で温かい麦茶を振る舞ってもらえる。旅先で立ち寄ったそこの茶屋で、一杯飲めば三年長生きし、二杯飲めば六年長生きし、三杯飲めば死ぬまで長生きすることが出来る、というそこの三杯茶を二杯程頂戴し、これで1ヶ月の縮小など恐くもないさわっはっは!と意気揚々と帰ってきた。
 それにしても、私の本来の寿命は何歳までなのだろう。
 予め決まっているだろう年数さえ知らないのに、三年延びたの、三日縮んだのと喜んだり焦ったりするのも可笑しかろ。萱野茶屋の三杯茶は、三杯飲めば「死ぬまで」長生きできるらしいが、「死ぬまで」というのはどうなのだか。三杯茶はその謳い文句の中に、自己矛盾を抱え、人の年数の不確かさを包んでいるようだ。
 八甲田の山の中には、酸ヶ湯(すがゆ)温泉を始めとする数々の名湯が連なっている。
 温泉につかり、滋養のあるものを食べ、心身を安らげば、自ずから寿命は延びそうなもの。
EDIT  |  18:33  |  TB(0)  |  CM(7)  |  Top↑

2007.09.29 (Sat)

我慢すればする程に

 仙人サマたるもの、殺生をしてはいけない。けれども、仙人サマというものは恐ろしく長生き。いやいや長生きなんてものではない、不老長寿、死なないのだ。ところがあまりにも長生きをしすぎれば、いかに超然とした仙人サマでもそこは元が地上のイキモノ。どうにも抑えがたい欲求が溜まる。
 一方では、仙人界は寿命の来ない方々の大集合。仙人は増える一方で減る気配がなく、超高齢化社会はキュウクツで息苦しくなってくる。
 折しも時代は殷の紂王の治世。
 天命が(あらた)まり姓が()わる時期。殷(商)が滅び周が建つのはもう目前。仙人のお偉方は閃いた。「この殷周革命を利用して、仙人界を整理しよう」
 山派と海派の仙人がそれぞれ殷と周に加担して殺し合う。欲求も満たして、人員整理もできる一石二鳥。……それが中国の古典怪奇小説『封神(ほうしん)演義』の裏ストーリー。
 如何せん中学の時に読んだ記憶を呼び起こしたので、あまり当てにはならないが。
 人間、我慢はいけない。
 いくらヘルシーで安いからと言って、鶏肉や豚肉ばかり食べていると、時に無性に牛肉が食べたくなる。肉が食べたい。それも、分厚くてジューシーな脂の乗ったステーキが食べたい。ある日突然、家族一致団結してそう思い至る。同じ部屋に集まっていながら、ひとりはパソコンにかじりつき、ひとりはビデオを回し、ひとりは本を読み、ひとりは寝ているようなタム一家が、非常に珍しく意見を一致させた。肉が食べたい。
「でも待て!」
 とタム家の料理長。ステーキはフライパンで5枚同時には焼けない。面倒だ!
 ならば食べに行こう、となる。
「でも待て!」
 とタム家の運転手。この辺りにステーキ屋はないぞ。
 昔よく食べに言った国道16号線沿いのステーキハウス『花まさ館』はもうなくなっている。ステーキ専門店から、複合店になり、バイキングレストランになって消えてしまった。花散るごとく。
「ならば探せ!」
「ホイサ!」
 と検索隊こと私。一番近いステーキ屋を探して見つけ出したのは、その名も「ステーキのどん」。
 ……どん? ど・どん!
 ま、まあいい、行くさ行くさ。
 食べてきた。
 それにしても、どうして近所にステーキを食べさせてくれる店がないのだろう。歩ける範囲に思いつくだけ列挙すると、食べ物のバリエーションとしては一通り揃っているような気がするのに、ステーキだけがない。今時分、ステーキなんてこの辺りでは流行らないのかねぇ、なんて、世間をタム家と同じにしてみたり!
 ……と、そんなところで閑話休題してまたひとつ。
 白状すると、退職して太った。
 退職して太ったのはまだいい。なにしろ1ヶ月近いフリーター期間にとにかく食べに食べて寝続けたのだから。けれども転職して痩せるかと思いきや、さらに太った。あまりにも仕事が楽々な上に、都心の洒落たレストランでランチを満喫すると、カロリーも高め量も多め。翻って仕事はやはり楽々。太らないほうがどうかしている。
 しかし、十の位の数字がひとつ跳ね上がったのには参った。焦ってこの頃はジム通い。無駄な抵抗である。
 無駄な抵抗といえば、カロリーを気にするのも無駄な抵抗だろうか。ステーキのどんでは、恐れ多くて「ヒレ」ステーキを注文したものの、こんなことが何の足し…もとい、引きになるのだか。やはり、ここはサーロインにしておくべきだったかも、とただいま後悔の真っ最中。
 我慢すればする程我慢していることがしたくなる。
 ああ、またぞろステーキが食べたくなってきた。
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