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2012.12.29 (Sat)

蛇のごとく

 イヴに知恵の実を食べさせた蛇は、神の怒りを受けて「腹で這い歩き、塵を食べる」姿に変えられてしまいました。旧約聖書の世界で蛇は最も呪われた生き物とされています。
 ところが、他の多くの世界で蛇は神の使いであり、あるいは神そのものとして崇められてきました。強い生命力をもち、また脱皮を繰り返して成長する蛇を、世界の多くは「再生」や「不老不死」の象徴として崇拝してきたのです。
 たとえば錬金術のシンボルとしても有名な「ウロボロス」は自らの尾を銜えて輪になった蛇ですが、その姿によって「始まりも終わりもない完全なもの」、「連続性」などを象徴しています。このウロボロスの象徴は今でも多くのファンがいるようで、私が愛してやまないロバート・ジョーダンの『時の車輪』の中でも、アエズ・セダーイと呼ばれる魔女集団がウロボロスの指輪をはめていたのを思い出します。蛇足ですが。
 古代インドでは、世界は
4頭の象が支え、その象を巨大な亀が支え、亀はさらに巨大な蛇の上に乗り、蛇は自らの尾を銜えて世界を取り巻いていると考えられていました。
 古代マヤの世界にはククルカンと呼ばれる神がいて、その名は「羽毛を持つ蛇」を意味しています。世界を創造し、マヤの人々を導く最も偉大な神の名です。
 では、日本はというと、やはり同じように蛇は神と結びつく存在です。縁起が良いともてはやされる岩国の白蛇も有名ですし、群馬県の赤城神社のように蛇を主祭神とする神社もありますね。水の神である弁天が蛇と結びついた例もあります。ちょっと調べたところ、鏡餅や注連縄のルーツは蛇なのだという説もあるようです。
 ……とまあ話が塒を巻くようにぐずぐずしてしまいましたが、蛇というのはつまり神聖で、我々の身近な存在で、そして可愛い奴なのですよ。もう本当に可愛い奴なのです。大事なところなので重ねて書きます。可愛いのです。
 あの円らな瞳と、離れてチョンチョンと付いてる鼻の穴、そしてチョロチョロと出てくるペラッペラの舌。爬虫類にしかないあの可愛さ、たまりません。これまた蛇足ですが。
 なお、
2013年の干支は「(みずのと)巳」とのこと。ウィキペディアによると、「葵」は陰の水、「巳」は陰の火ということで、「相剋(水剋火)」の年となるそう。何か大きな問題が起こって火を吹いても水の力で鎮まる、と、受け止めていいのでしょうか。そのように受け取ることとしましょうか。何しろ私にとって2013年は前厄の年になります。降りかかる火の粉を払いのけて、蛇のようにしぶとく耐え抜いて……いきたいものです。

 さて、挨拶が遅くなりましたが、本年もたくさんの方にご迷惑をおかけし、またお世話になって一年を過ごしてまいりました。この場を借りて御礼申し上げます。そしてまた、新しい年でもどうぞ私を忘れないで引き続き構ってやってくださいませ。
 皆様にとって、来たる
2013年が素晴らしい一年となりますように。
EDIT  |  15:42  |  TB(0)  |  CM(2)  |  Top↑

Comment

ヘビ、可愛いですよね♡

それにしてもヘビは、洋の東西を問わず神秘的な存在なんですね。
改めて勉強になりました。

ツイッターでもお付き合い頂き、ありがとうございました。
来年もまた懲りずによろしくお願い致します。

2013年がタムさんにとって素晴らしい年になりますように!!
sk |  2012.12.30(Sun) 22:29 |  URL |  【コメント編集】

Re: skさん

skさん、こちらこそ、色々とありがとうございました。
これからも宜しくお願いします。
2013年、skさんにとっても素晴らしい1年となりますように☆
タム |  2013.01.03(Thu) 15:27 |  URL |  【コメント編集】

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